美容外科
美容外科

メスを使わない美容皮膚科に対して、手術をもって見た目の悩みを改善したり、美を追求するものが美容外科といえます。ただし、手術による治療は結果もダイナミックに変化するため、十分に考えて行う必要があります。見た目の美しさ、綺麗な容姿というものは人それぞれです。当院では、形成外科専門医としての知識と技術を活かし、お一人おひとりのお悩みやご希望に合わせた治療をご提案いたします。無理に治療をおすすめすることはありませんので、美容外科が初めての方も安心してご相談ください。
二重手術(重瞼術)とは、外科的にまぶたに二重のラインを形成して、目元がくっきりしたまぶたにするための美容手術です。
二重の形を末広型や平行型など、ある程度希望に合わせた形態にすることができます。
遺伝的要因
まぶたの形は遺伝の影響を大きく受けるため、一重まぶたや奥二重などは家族や親族に同じ特徴を持つ方が多い傾向にあります。
後天的要因
まぶたに皮下脂肪が多く蓄積していると、二重のラインが皮膚に埋もれてしまい、くっきりとしたラインが出にくくなります。
埋没法(まいぼつほう)
糸を使ってまぶたのラインを作る方法です。針穴のような穴だけで、切開を伴わないためダウンタイムが短く、仕上がりが自然になります。修正や戻すことも比較的容易ですが、時間と共に少しずつ緩んでくることもあります。
切開法
皮膚を切開してラインを作る方法で、ある程度皮膚のたるみや脂肪を取り除くことも可能です。手術時間、ダウンタイムは埋没法に比べて長くかかりますが、後戻りはしにくいのが特徴です。特に皮膚が厚く、脂肪層が分厚い場合は、埋没法ではラインが安定しにくくなることもありますので、脱脂も可能である切開法が効果的です。
目の下のクマを気にされる方は多いと思います。クマは疲れて見えたり、老けて見える一番の原因とも言えます。ところがクマといっても、性別、年齢によってそれぞれ異なる原因によって生じています。クマの原因を見極めたうえで適切な治療を行う必要があります。クマとりは、このような目元の印象を改善するための美容医療の一つです。
黒クマ
目の下に影ができ、黒っぽく見えるタイプです。主に眼窩脂肪(がんかしぼう)の突出、下まぶたの皮膚のたるみ、骨格によるくぼみなどが原因で、光の当たり方によって濃く見えるのが特徴です。見た目年齢や疲労感に影響を与えやすく、メイクでのカバーが難しい場合もあります。
青クマ
直下にある眼輪筋が透けて青っぽく見えるタイプのクマです。皮膚が薄かったり、血行不良や睡眠不足やストレスなどが関係しています。青クマは体調や生活習慣の影響を受けやすく、特に疲れているときに目立ちやすいのが特徴です。
茶クマ
茶色に見えるタイプのクマで、色素沈着が原因です。メイクや洗顔などで強く反復して摩擦することや、紫外線による刺激、アレルギーによるかゆみや乾燥などが沈着の原因です。
経結膜脱脂術
まぶたの裏側(結膜側)から脂肪を取り除く方法で、黒クマに有効です。皮膚表面に傷がつかず、ダウンタイムも比較的短いです。
脂肪再配置術
(ハムラ法)
下眼瞼皮膚を切開する方法です。突出した脂肪をくぼみ部分に再配置することで、目元の立体感をなめらかに整える方法です。また大きいクマのタイプでは余った皮膚を切除することで目元をスッキリさせることも可能です。黒クマ・くぼみ・たるみに効果的です。
ヒアルロン酸注入
くぼみをふくらませて影を軽減する方法です。青クマや黒クマに対して即効性があります。
レーザー・光治療
色素沈着や血行不良の改善に用いられます。茶クマや青クマに有効です。
美白外用剤
茶クマの原因となる色素沈着を抑える目的で使用します。
わきの悩みとして、汗の量が多い、下着が汚れる、匂いが気になる、などが挙げられますが、これらは多汗症とワキガ(腋臭症)という異なる疾患で混同されがちです。いずれも、原因や状態に応じた治療を受けることで、快適な日常生活を取り戻すことが可能です。少しでも気になる症状がある場合は、我慢せず、ぜひ早めの受診をおすすめします。
多汗症の原因
多汗症は、汗を分泌するエクリン腺が過剰に分泌されることで起こります。原因は交感神経からの指令が過剰になるためで、ストレスや緊張などの精神的要因のほか、遺伝的な体質、甲状腺機能亢進症などの疾患が関与している場合もあります。
ワキガの原因
ワキガはアポクリン腺と呼ばれる汗腺から分泌される成分が皮膚上の細菌と反応し、特有のにおいを発することで起こります。遺伝との関連が強く、家族にワキガ体質の方がいる場合、高い確率で受け継がれるといわれています。
腋窩多汗症の治療には外用薬治療、抗コリン薬内服治療、A型ボツリヌス毒素(ボトックス)皮内注射法などがあります。また、マイクロ波を利用して汗腺を破壊する治療法も適応となりますが当院では対応しておりません。
塩化アルミニウム外用薬
保険外になりますが、塩化アルミニウム水溶液の塗布もある程度効果的です。軽度の多汗症に適しています。汗腺の出口を塞ぐことで発汗を抑える仕組みですが、肌が敏感な方には刺激を感じることもあるため、医師と相談しながら使用することが望ましいです。
抗コリン薬
診断条件を満たせば、保険適応である交感神経伝達阻害の作用を持つ抗コリン薬による治療が可能です。副作用として、視覚調節障害、口渇、悪心・嘔吐、嚥下障害、便秘、頭痛などを認めることがあります。
ボトックス注射
発汗をコントロールするために、交感神経から汗腺への信号をブロックする方法です。注射後は4〜6か月ほど効果が持続します。比較的手軽で、痛みやダウンタイムも少ないですが、定期的に行う必要があります。
ボトックス注射
腋臭症においても有効な治療法で、効果は4〜6か月ほど持続します。
手術(剪除法)
アポクリン腺そのものを物理的に除去する方法です。剪除法は皮膚を切開し、直接アポクリン腺を除去するため、確実性が高く再発リスクが低いのが利点ですが、術後の腫れや内出血を伴う可能性があるため術後1週間程度は安静が必要です。
マイクロ波、
超音波機器による治療
切開を行わずに汗腺を熱で破壊する非侵襲的治療です。切開や注射を伴わずにアポクリン腺とエクリン腺の両方にアプローチできて、術後のダウンタイムも比較的短いとされていますが、当院では採用しておりません。
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